「神のみぞ知るセカイ」FLAG 9.0 大きな壁の中と外
「な、何か用でござるか?」
「今や図書委員は、学園モノのゲームに欠かせない激戦区中の激戦区だ!」
「中途半端なヤツだったら、抗議のユーザーハガキ出してやる」「どこ宛てにですか?」
「じゃ、攻略不可能だな」
「あ、ありがろん」

4人目の攻略対象、花澤香菜演じる、図書委員で文学少女、汐宮栞のプロローグ回。
内容的にはまさにプロローグで、ストーリー面での進展としては、彼女に駆け魂反応が現れたくらい。
かのん以降、露骨にペースが落ちているのが気になるところです。
今回の内容自体も、半パートで充分収まるものであったと思うし。
舞島学園は、図書館が独立しているほど巨大なんですね。
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日本史は黒船来港までしか知らないエルシィに、
図書館で世の中のことを勉強しろと命じる桂馬だったけど、
一般常識がないのはお互い様だと思いますけどね(^_^;)

エルシィが興味を惹かれたのはなぜか消防車(^_^;)
図書館の中でだいぶ騒がしくしていたように見えたのですが、
図書委員の栞にも注意されなかった理由は…、彼女自身も本に没頭していたから?
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ただ、来館者の声もまるで耳に入っていないようじゃ、
受け付けとしての役目も果たしてないだろうと、いきなり評価が下がりましたが。
まさか、耳が聞こえない子なの? なんて思いましたけどね。
極端なまでに無口ですが、対人恐怖症によるもので、
そのあたりが心のスキマを生んでいる、ということなのかな?
CM前のアイキャッチ変わった? と思わせておいて、PFPソフト、かのんの挑戦状のウソCM(^_^;)
場面転換のアイキャッチ扱いなんでしょうが、長いよね。
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栞がエルシィに、放課後にまた来てくれと言ったのは、
図書館にある、消防車が載っているすべての本を集めるためだった、って、
さすがに消防車がテーマの本、まででいいだろう。
図書館の本を全部読んでいて、内容も覚えているのは図書委員スキルとしてはアリですが(^_^;)、
いきなり458冊持ってくるのはやりすぎで、優秀とも感じられないですしね。
桂馬を前にして、いきなり饒舌になったなぁ、と思ったら心の声か。
ぜひともその心の声を前面に出して欲しい! と(^_^;)
好きなことを語り出したら止まらない、というのでも良かったかな。
心の中で考えていることは極めて常識的なんですよね。
Bパートは栞のポエム状態(^_^;)
桂馬の言う「図書委員の鉄則」は当たってはいるが、
ホントに心の声が聞こえるわけないでしょ。
ゲームと現実をごっちゃにしてるのはお前の方だろっ!

処分される本たちにも納得のいかない様子の栞ではあるが、
すべての本を読んでしまっているということは、
代わりに新たな本が入ってくるのは楽しみにもつながると思うんだけどね。
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高い棚の本が取れないイベントキタ―――(°∀°)―――ッ!!
ただ、代わりに取ってあげるんじゃなく、バランスを崩した栞を支えた、か。
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どんな風にお礼を言おうか、心の中で逡巡している様はかわいかったですけどね(^_^;)
制作協力 C2C
次告イラストは西又葵。予告イラスト協力 オメガビジョン。
西又葵にしては、個性が薄くてまともに仕上がってる?

次回、FLAG 10.0「あたしの中の……」
12月22日発売だったBlu-ray/DVD第1巻の発売が、
2011年1月26日へと延期されていますが、リテイク作業が間に合わなかったんですかね?
©若木民喜/小学館・落とし神駆け魂隊・テレビ東京
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